7月に開催されたフランスのGIレースの中でも全世界的に注目されているのがサンクルー大賞です。1999年には日本のエルコンドルパサーが勝利したことでも話題になり、凱旋門賞などを目指す馬にとっても重要なレースです。
今年のこのレースは6頭立てと少々寂しいものの、ヴァルトガイストやCoronet、クロスオブスターズといった話題の面々がいました。
1番人気のヴァルトガイストは、3歳時にフランスダービーで2着、アイルランドダービーで4着に入り素質の片りんは見せていましたが、今年になってG2とG3を勝利し一気に力を付けていました。鞍上は日本でもおなじみのブドー騎手でした。
七騎の会が注目するヴァルトガイスト
そして3番人気のクロスオブスターズは日本でもおなじみの馬で、最近は勝ち星から見放されていますが、昨年のガネー賞を制した実力馬です。昨年のガネー賞ではザルカヴァ産駒のZarakを破り、話題になりましたよね。
これらの馬で競われたサンクルー大賞は、1番人気のヴァルトガイストがCoronetをハナ差抑えて勝利しました。そして2着から1馬身4分の1差にはSalouenが入り、クロスオブスターズは4着でした。
これで3連勝となったヴァルトガイストはこのまま順調に行けば凱旋門賞でも良い勝負ができそうです。
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