2019年10月も海外競馬に関する様々なニュースが飛び込んできました。

まず始めに紹介するのは、イギリスのドンカスター競馬場で行われるフューチュリティTにA.オブライエン厩舎所属の馬がたくさん登録した件です。出走登録したのは全部で6頭。そのうちA.オブライエン厩舎所属が全部で5頭ということで話題になりました。その中には大舞台で活躍しているジャパンの弟でもあるモーグルもいました。

実はこのニュースはこれで終わりません。本来10月26日に行われる予定でしたが、大雨による馬場状態の悪化のため11月1日に開催されることに変更されました。そのため追加登録も受け付けているようですが、とにかく日本では考えられないような状況ですよね。

他に注目したいのは、怪物ピナトゥボについてです。次世代のフランケルとも一部で叫ばれているこの馬、2019年の5月10日のデビュー以降無敗街道をひた走っています。10月12日にはイギリスのニューマーケット競馬場で行われたデューハーストSに出走し、ビュイックを背に完勝。初めての重馬場でしたが難なくこなし、これで来年の短距離戦線が楽しみになりました。

父のシャマルダルは現役時代にダート以外は全勝した怪物です。シャマルダルもデューハーストSを勝っているので、これで嬉しい親子制覇となりました。

次に紹介するのはアメリカの強豪牝馬のシスターチャーリーです。アメリカの芝のビッグレースを次々と制覇しており、2018年7月のダイアナS以来負けなしで連勝中です。10月にはフラワーボウルSに出走し、2着のMrs.Sippyに4分の3馬身差で完勝しています。これにて6連勝となり、GIは7勝目です。できればアーモンドアイと対戦して欲しいと思うのは七騎の会だけではないでしょう。

そして次はビューティージェネレーションについてです。ビューティージェネレーションと言えば香港の強豪短距離馬で、日本の馬相手にも非常に強い勝ち方を見せていました。2018年4月29日のチャンピオンズマイル以降負けなしでしたが、10月20日に行われた沙田Tまさかまさかの敗戦。連勝記録は10連勝で止まってしまいましたが、セン馬ですしまだまだ現役続行すると思われるので強い姿を見せてほしいです。

以上のようなニュースがありましたが、海外では毎日のように驚きの競馬ニュースが話題になっています。インターネット全盛の時代なので、気になる方はチェックしてみてください。

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