牡馬のクラシック第一戦は中山競馬場で行われる皐月賞です。ここでは現時点での皐月賞の有力馬を紹介していきます。

■まずは2歳時にGIのホープフルSを勝利しているキラーアビリティに注目です。

新馬戦とリステッド競走で敗れているので安定感は欠くかもしれませんが、皐月賞と同じ舞台で勝利しているというのは高ポイントです。父ディープインパクトが制した皐月賞の舞台は、この馬にとって特別なものとなるでしょう。

■そして2歳時に東京スポーツ杯2歳Sで圧巻の強さを見せたイクイノックスにも注目です。

現時点で2戦2勝、時期は新種牡馬のキタサンブラックなので注目されて当然ですが、約半年ぶりの実戦というのが気がかりです。しかしノーザンファーム系の外厩は優秀なので、休養明けもマイナスにはならないかもしれませんね。

■名前からも話題になっているオニャンコポンは、前走の京成杯を勝利して4戦3勝で挑みます。

セレクトセールで864万円で落札された馬としても知られているため、その結果が気になりますよね。エイシンフラッシュ産駒初のGI馬誕生か!と多くの競馬ファンが気になっていることでしょう。

■他には弥生賞を勝ったアスクビクターモアからも目を離せません。

最近社台ファーム関連の馬が好調なので、その波に乗って3連勝で皐月賞を制するか注目です。

■皐月賞といえば毎年のように無敗の馬も出走しますが、今年はダノンベルーガが気になります。

共同通信杯を制して2戦2勝で皐月賞に向かいますが、今回はダノン馬の主戦騎手でもある川田ジョッキーが騎乗予定です。
初騎乗となりますが、桜花賞を勝っている勢いそのままに好成績を収めてくれることでしょう。

■上記の馬たちも有力候補ですが、ある意味で最も話題になるのはドウデュースでしょう。

1番人気に推される可能性もありますし、昨年の朝日杯フューチュリティSを3連勝で勝つなど実力は折り紙付きです。前走の弥生賞のみ2着に敗れていますが、優勝馬のアスクビクターモアからクビ差ですから巻き返すことも可能でしょう。名手武豊騎手がうまくドウデュースを導いてくれるはずです。

誰が勝つか分からない難しいレースなので、馬券的な妙味もありそうですね。予想にも熱が入りますし、もちろんレース観戦もかなり楽しめるでしょう。詳しくは競馬セブンのレース情報をご参考ください。ディープインパクト産駒は今年デビューする馬が最後の世代ですから、1つ上の今回皐月賞に出走する世代のディープインパクト産駒には要注目です。

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