夏競馬は地味な印象を持ちますし、一線級の馬はこの時期休んでいるケースが多いです。しかし特に札幌記念はレースの格も高く、年によっては最強レベルの馬が出走することも珍しくありません。
それでは今年の札幌記念の有力馬を見ていきましょう。
まず注目すべきは白毛のソダシですね。
ただ白いだけでなく実力も折り紙付きで、前走はGIのヴィクトリアマイルを快勝しています。昨年も札幌記念を勝利しているので、札幌競馬場適性や距離の問題もありません。
その他にはパンサラッサにも注目したいです。
宝塚記念は敗れましたが、今年出走した中山記念とドバイターフは共に優勝しており、世界的な活躍を見せています。その時発揮した実力を札幌記念で出すことができれば、優勝することもできるはず。
他には同じく海外で活躍した実績のあるグローリーヴェイズ。
昨年と2019年の香港ヴァーズを勝利していて、国内の重賞も複数勝っています。1勝クラスから金鯱賞まで5連勝し2番人気で挑んだ大阪杯で5着に敗れたジャックドールも出走予定です。
今回はパンサラッサもいて、逃げ争いにも注目ですね。
すでに紹介した馬だけでも非常にレベルが高くGI級ですが、他にもダービー馬のマカヒキ、函館記念を勝利した白毛のハヤヤッコ、オークス馬のユーバーレーベンなど、多種多様なメンバー構成です。
ソダシとハヤヤッコは共に白毛ですが、重賞レースで白毛馬が2頭というのは恐らく前例がないのではないでしょうか。
北九州記念は8月21日に開催予定で、前走CBC賞で古馬相手に圧倒的な強さを見せ付けたテイエムスパーダも出走します。このレースは今村騎手ではなく、主戦騎手の国分恭介が騎乗します。
同じく3歳牝馬で、前走は函館スプリントステークスを勝利したナムラクレアも怖い存在です。
桜花賞では勝ち馬から0.1秒差の3着に入っていて、実力があることはわかりきっています。主戦ジョッキーの浜中騎手は、ナムラクレアの父でもあるミッキーアイルに騎乗していたので、思い入れも強いはず。
そしてCBC賞で2着に敗れたタイセイビジョンや条件戦を勝ち上がってきたカフジテトラゴン、ディヴィナシオンなどもいます。
恐らく3歳馬に注目が集まると思いますが、厳しいレースを戦い抜いてきた古馬の意地も見られるかもしれませんね。ちなみに珍名のアネゴハダも3歳牝馬であり、CBC賞では1番人気でした。
札幌記念も北九州記念も夏の風物詩的なレースです。是非テレビの前で声援を送ってください。競馬予想は競馬セブンの情報が良いですよ。
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