9月の日本競馬に関するニュースをお届けします。

日本が誇る世界クラスの騎手といえば武豊騎手です。その武豊騎手が9月16日の阪神競馬7レースに騎乗し勝利を収め、ついにJRA通算4100勝を達成しました。この数字は当然前人未到の数字であり、今後もいつこれを達成する騎手が現れるか分からないような状況です。

4100勝を達成した時点で、重賞は334勝制覇し、そのうちGIは76勝です。これほどまでの素晴らしい成績を収め続け、JRAの顔でもあり続けるというのは驚きですね。これを達成してからももちろん武豊騎手は勝ち星を積み重ねており、それほど遠くない時期に4200勝を達成してくれるでしょう。

武豊騎手が記録を達成した翌日には、ミルコデムーロ騎手がJRA通算1000勝を達成しています。この日デムーロ騎手はとても好調で、それまでの不調が嘘だったかのような活躍ぶりを見せました。この時点でのGI勝利数が30勝ですから、武豊騎手の記録に恥じないような実績で、もしかすると塗り替える可能性もありますね。この達成を祝うイベントの際にはルメール騎手に祝福され、抱き合っています。外国人騎手として唯一JRA所属の2人ですから、固い絆で結ばれているのでしょう。

9月22日の中山競馬場メイン・オールカマー。このレースはダービー馬のレイデオロや海外GⅠ馬のウインブライトも出走していましたが、4番人気のスティッフェリオが制しています。まさかまさかの逃げ切り勝ちで、鞍上の丸山騎手もとても良い騎乗を見せました。レイデオロは4着、ウインブライトは9着という残念な結果に終わったものの、ステイゴールド産駒のスティッフェリオが勝利したので今後の競馬界も楽しみになりました。そんなスティッフェリオの父はステイゴールド、母父はMtoto。かなりスタミナがありそうな血統ですよね。

ばんえい競馬所属のホクショウマサルといえば、2018年7月28日以降勝ち続けている馬です。今年に入っても負けなしの成績は続いていて、9月9日の白露特別も危なげのない勝利を収めています。2着の馬に9.8秒差をつけ、これで27連勝を達成。まさに神のような、七騎の会も驚きの成績です。いつまでこの連勝劇を続けてくれるのかドキドキワクワクします。
父はエビスカチドキ、母父はアトミックドラゴンという血統です。

以上のようなニュースが9月の競馬界を盛り上げましたが、話題にならないようなニュースもたくさんあるので、気になった方は調べてみてください。

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