JRAの騎手の酒井学ジョッキーが3月24日の阪神10レースを勝ちJRA通算300勝を見事達成しました。
これは現役では50人目の快挙であり、簡単なようで難しいといわれる記録です。
酒井学騎手は現在38歳でデビュー約20年を誇り、デビュー後数年は2桁勝利を重ねたものの4年め以降はなかなか勝てなくなってしまい、2006年には年間1勝にとどまりました。
しかしそんな中徐々に勝ち鞍を伸ばし2008年以降は毎年2桁勝利を達成しています。

競馬セブンが捉えているこれまでに騎乗した馬は多数いますが、重賞を勝利した馬は8頭いて、うち1頭トーホウジャッカルでは見事に菊花賞を制しています。現時点でのGI勝利はトーホウジャッカルで制した菊花賞、ジャパンカップダートのニホンピロアワーズだけではありますが、まだまだチャンスを活かすことができそうです。

身長が152.5cm、体重は46kgと言われていて、数多くいる騎手の中でもトップクラスの軽い体重を誇っています。ハンデ戦などではその体重のおかげで騎乗馬が回ってくるケースもあります。

ちなみに酒井学騎手のお兄さんの酒井忍騎手は川崎競馬で騎手として活躍しており、父親も競馬に関する仕事をしていたようです。まさに競馬一家で騎手になるべくして生まれた存在かもしれません。

関連記事:「七騎の会による競馬セブン/はじめての競馬