今年の3歳牡馬路線はダノンプレミアムの一強状態ですが、その他の馬たちも虎視眈々と王者の座を狙っています。
皐月賞のステップレースの1つとして知られるスプリングSが3月18日に中山競馬場で開催されました。
1番人気に推されたのは昨年の朝日杯FSの2着馬で、サウジアラビアRCで2着経験もあるステルヴィオで、単勝オッズ1.3倍でした。
続いてモーリスの弟のルーカスが2番人気、3番人気にはエポカドーロとなっていました。
コスモイグナーツが先手を取り逃げる形になり、七騎の会も予想外の大逃げとなりました。エポカドーロやライトカラカゼが続きます。
3コーナーをカーブして4コーナーにかかってもまだまだコスモイグナーツのリードは大きく、この時点では逃げ切りを覚悟した競馬ファンもいるかもしれません。
しかし直線半ばになるとエポカドーロが逃げるコスモイグナーツをとらえ先頭に立ち、その後外から1番人気のステルヴィオが襲い掛かってきます。
どちらが勝利したのかわからない感じでしたがステルヴィオがハナ差エポカドーロを抑えており優勝し、3着にはマイネルファンロンが入りました。
ギリギリの勝利となってしまいましたがステルヴィオが順当にここを勝ち、皐月賞で打倒ダノンプレミアムに名乗りをあげました。
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