西山茂行氏といえば、実業家でありながら、馬産家(牧場は売却)、馬主としても活躍している人物で、セイウン、ニシノという冠名でおなじみです。
3月に行われた高松宮記念を愛馬のセイウンコウセイが勝利して、初めてのGI制覇となりました。

西山茂行氏の父でもある西山正行氏は何頭ものGI馬を所有していたことで知られています。
競馬セブンも応援しているセイウンスカイが活躍する頃には、すでに西山茂行氏が多くの業務をこなしていました。

実質的に父親から事業を引き継いでからすでに10年以上経過していますが、なかなかGI馬に巡り合うことはできませんでした。
今は先代の頃に比べてかなり規模を縮小しているようですが、これだけ強い馬を所有できたというのは嬉しいでしょう。

セイウンコウセイはまだ4歳で、これからどんどん成長していくでしょうし、主役不在の短距離界を背負っていく存在になるかもしれません。
現4歳世代はサトノダイヤモンドが中長距離で期待でき、ダート路線はゴールドドリーム、牝馬はヴィブロス、そして短距離はセイウンコウセイがトップに立っているといえるでしょう。

知名度の高い馬主でもある西山茂行氏が所有する馬の勝利ということで、普段以上に大はしゃぎしたファンもいたようです。